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黒羽根 利規



名前 くろばね としき
生年月日 1987年6月2日
経歴 日大藤沢−横浜(05年D3巡目)ー日本ハム
入団年 05年に高校生ドラフト3巡目で入団
在籍年 06年−17年
背番号 06年−13年[59]:14年−17年[9]
投打 右投げ右打ち
守備 捕手
花束贈呈
小学校5年、6年生のときに京急百貨店に三浦 大輔と鈴木 尚典を招いて開かれたトークショーで、地元の少年野球チーム「上大岡ハンターズ」の代表として花束を手渡した。黒羽根は「大きくてかっこいい、あんなふうになりたいな」と思ったという。

大逆転
05年の県予選の初戦では3回終わって1対10とまさかの大差をつけられていた。中日の山本昌の弟であり日大藤沢のOBでもある山本監督は前日に選手たちに「あきらめたらそこで終わりだ」という言葉を伝えていた。山本監督は日大藤沢の捕手として出場した88年の県大会で横浜高に初回に4点を奪われて1対10で敗れていた。「負けたのはあきらめたからだ」そう思い続けた監督が高校時代に守ったホームベースを17年後に黒羽根が守っていた。

大逆転2
試合は5回が終わって2対11と点差は縮まっていなかったが6回に黒羽根が2点タイムリーを放つと打線が爆発し一挙9点を上げ同点に追いついた。続く7回にはサードフライで相手が体勢を崩すのを見るや、三塁走者だった黒羽根はホームにタッチアップをして生還。9点差からの大逆転を果たした。

1本
高校通算1本塁打と恐ろしく非力だが、その貴重な一本は、05年7月21日に横浜スタジアムで放ったもの。05年オフに横浜から高校生ドラフトで3巡目指名を受けて入団。ルーキーイヤーの06年は二軍で打率.171に終わったが、07年は打率.224、08年打率.263、09年打率.285と年々ステップアップし、09年には一軍で7月3日の広島戦で大竹から初ヒットを記録した。

お立ち台
10年には8月20日の広島戦で負傷した武山に代わってマスクをかぶると、7回表に二死二、三塁というチャンスで打席に入って大島からセンター前に初打点となる逆転の2点タイムリーを放った。初めてのお立ち台に上がった黒羽根は「支えてくれたコーチ、監督に感謝したい」と応えて声を詰まらせた。

13年目のバッテリー
11年には8月11日に一軍昇格を果たすと、14日の中日戦で13年前のトークショーで花束を渡した三浦と一軍で初めてバッテリーを組んだ。黒羽根は内角へのストレートに右打者へのインスラやスローカーブなども交えて中日打線の狙いを外して7回一死までノーヒットに抑える三浦の好投を引き出すと、4回表にはエラーで出塁した大島の二盗を黒羽根が刺して三浦を助ける。6回表には四球で出塁した荒木を、次打者の打席で外角のストレートを捕球した黒羽根が素早く力強い牽制球を一塁に投じて見事に荒木を刺すビッグプレーを見せる。試合は8回途中から山口に継投して3安打完封勝利という最高の結果となり三浦に140勝目が記録された。

ラリアット
12年は開幕から正捕手として起用されて5月3日のヤクルト戦では1点差に迫られなお一死満塁のピンチで畠山のセンターフライでスタートを切った三塁走者のバレンティンに強烈なラリアットを食らいながらもボールを離さない好ブロックを見せて中畑監督にも絶賛された。だが打率が1割前後という打撃不振に陥り、球宴明けには同じく強肩の高城にスタメンマスクを奪われてしまった。

打撃成長
13年は故障もあって一軍出場はわずか30試合に留まったが、8月31日のヤクルト戦で先制タイムリー、2年ぶりのホームラン、左中間へタイムリーツーベースという大活躍で7点差をひっくり返す大逆転に貢献。10月8日の阪神戦では「人生最高の当たり」と自賛するバックスクリーン直撃弾を放つなど課題の打撃で成長の跡を残した。

リーグトップ
14年はオープン戦から右方向へのヒットを打つコツを掴んで、中畑監督から「一番打てる予感がする」と絶賛されていたが、4月11日のヤクルト戦でカーペンターから死球を受けて右手親指を骨折。5月25日に復帰したが6月27日の広島戦でセでは54年の国鉄・木下以来60年ぶりとなる捕手の3失策(全て二盗に対しての送球エラー)を記録。9月2日の阪神戦では9回裏のピンチで暴走気味に三塁を蹴ったマートンの体当たりを恐れたのかタッチが甘くなってサヨナラ負けと守備のミスを連発してしまう。盗塁阻止率はリーグトップの.395をを記録したが、9失策、8捕逸もリーグダントツトップと課題残る一年になった。だが打撃では8月10日のヤクルト戦で小川から勝ち越しタイムリーを放って自身初のお立ち台に上がるなど一時は3割を越える打率を記録した。

三浦引退
右打ちの上達で打撃力がつき「どんぐりの背比べ」と言われた正捕手争いから抜け出したかと思われたが、15年は4月11日の中日戦でソロを放った次の打席から25打数連続ノーヒットを記録してスタメンの座を失った。5月22日の阪神戦では途中出場で2安打を放って同点とサヨナラのホームを踏んだが打率は178に留まった。16年は新人の戸柱が正捕手を掴み、ラミレス監督が捕手2人制を選択した事もあって9年ぶりに1軍出場なしに終わり、三浦の引退試合でもマスクをかぶることができずハマスタの客席から最後のピッチングを見守ることになった。

日本ハム移籍
17年も二軍暮らしが続き1軍出場がないまま30歳を迎えたが、7月6日にエスコバーとのトレードで日本ハムへ移籍した(1年目の外国人選手とのトレードは異例)。球宴明けの7月19日の楽天戦に代走で出場すると、翌20日にはスタメン出場と新たな居場所を得ると、8月20日の西武戦では二塁打2本を放って勝利に貢献、お立ち台に上がると「横浜から来た黒羽根です」とあいさつし、最後にインタビュアーから「マイク小さくないですか?」とふられて「顔でかいからや!」、「白羽根選手でしたー」、「黒やって!」という漫才で締めた。

引退
18年は1軍ではわずか2試合の出場で、6月10日の古巣横浜戦で記録した2打数2三振しか打席でのチャンスは貰えなかった。ファンフェスティバルではビッグダディの物真似で笑いを誘った。19年も5月12日に昇格して同日の西武戦に出場、15日の楽天戦ではスタメンを任されて第2打席で押し出し四球を選んだが、楽天打線に追い上げを許して途中交代、試合は延長戦の末に8対0からの大逆転負けとなった。20年には1軍出場が果たせず戦力外通告を受けた。トライアウトを受験したが2三振を含む4打数ノーヒットに倒れて現役を引退した。


初記録
初出場 08年5月25日オリックス戦:代打で遊ゴロ
初安打 09年7月3日広島戦:大竹から
初本塁打 11年9月17日ヤクルト戦:石川から
初打点 10年8月20日広島戦:逆転打
初盗塁 14年7月13日ヤクルト戦:8回表にニ盗


  打撃成績
チーム 試合 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率
08 横浜 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
09 横浜 10 10 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 3 0 2 .100
10 横浜 17 27 3 5 1 0 0 6 2 0 0 1 0 0 0 4 0 1 .185
11 横浜 45 97 5 17 3 0 1 23 5 0 0 6 0 11 0 27 3 3 .175
12 横浜 61 112 6 14 4 0 0 18 5 0 0 2 1 4 0 26 3 5 .125
13 横浜 30 60 6 16 1 0 2 23 5 0 0 2 0 5 1 16 2 2 .267
14 横浜 109 326 32 86 10 0 2 102 24 1 2 17 2 24 5 78 10 9 .264
15 横浜 63 129 8 23 3 0 1 29 7 0 1 7 2 11 0 32 2 2 .178
17 日本ハム 19 29 1 8 2 0 0 10 1 0 0 1 0 0 0 6 0 0 .276
18 日本ハム 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 .000
19 日本ハム 4 2 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 1 0 0 .000
球団 8年 336 762 60 162 22 0 6 202 48 1 3 35 5 55 6 186 20 24 .213
通算 11年 361 795 62 170 24 0 6 212 50 1 3 36 5 56 6 195 20 24 .214


  二軍打撃成績
チーム 試合 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四死 三振 併殺 失策 打率
06 湘南 26 35 4 6 0 0 0 6 3 0 0 0 3 11 1 0 .171
07 湘南 48 67 6 15 6 0 0 21 5 0 0 0 5 13 0 1 .224
08 湘南 38 99 8 26 6 0 1 35 7 0 2 0 5 19 1 1 .263
09 湘南 46 130 16 37 3 1 2 48 15 0 2 0 18 30 4 3 .285
10 湘南 59 182 13 47 6 2 2 63 20 1 4 0 8 49 5 4 .258
11 横浜 67 198 17 52 6 1 2 66 23 3 11 2 16 53 6 3 .263
12 横浜 27 78 7 18 2 0 0 20 7 1 2 2 7 23 0 0 .231
13 横浜 38 70 7 22 1 0 1 26 4 0 2 0 6 13 4 2 .314
14 横浜 2 5 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 .000
15 横浜 7 17 3 4 1 0 0 5 2 0 0 1 2 5 0 1 .235
16 横浜 57 132 12 34 11 1 3 56 22 0 5 3 9 22 4 3 .258
17 横浜 32 91 5 25 2 0 2 33 12 1 3 0 7 16 3 4 .275
17 日本ハム 3 6 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1 0 0 .167
18 日本ハム 46 83 8 15 2 0 2 23 6 0 4 0 14 23 4 0 .181
19 日本ハム 54 82 12 23 2 0 2 31 9 0 9 0 15 21 2 4 .280
20 日本ハム 24 31 4 5 0 0 0 5 0 0 1 0 8 11 2 0 .161
1
通算 15年 574 1306 122 330 48 5 17 439 136 6 45 8 125 310 36 26 .253