伊藤 裕季也
4
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名前 |
いとう ゆきや |
生年月日 |
1996年8月30日 |
経歴 |
日本大学第三高−立正大−横浜(18年D2位) |
入団年 |
18年ドラフト2位 |
在籍年 |
19年− |
背番号 |
19年−[4] |
投打 |
右投げ右打ち |
守備 |
内野手 |
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:日大三高:
小4から浜田野球少年団で野球を始める。中学時代には四日市ボーイズで後にチームメイトとなる東の1年後輩。日大三高では2年夏に甲子園に進出したが伊藤はベンチ入りは果たせずアルプススタンドで先輩たちを応援した。2年秋からベンチ入りしたが、2年冬にひじを手術。3年夏は背番号二桁ながら外野のレギュラーを掴んで県大会で打率5割を超える好成績を残したが、準決勝で高橋
優貴に封じ込まれて甲子園出場はならなかった。
:準備:
立正大に進学するとシダックスで野村 克也の元でID野球を学んだ坂田監督から「準備次第で結果が変わる」と言葉で意識レベルが上がり、自分で表管理ソフトを使用してカウント別の配球データ作りを行うなど野球への取り組み方が変わった。
:飛躍:
2年春にファーストでレギュラーを掴み打率.282を記録。2年冬から逆方向への打撃を意識し、当初はなかなか結果が出なかったが、4番を任された3年春には打率343で東都2部の最高殊勲選手、チームの一部昇格に大きく貢献した。4年春には東洋大戦で上茶谷の外角ストレートをライトスタンドに叩き込んで名を上げ、大学日本代表では6番サードとして活躍、高校代表との壮行試合では足を負傷した状態で柿木からホームランを放った。日米大学野球で打率.333を記録。
:ドラフト指名の日に:
4年秋には横浜から2位指名を受けたドラフト会議当日に行われた7年ぶりの優勝決定プレーオフで決勝弾を含む3安打を放ってチームを18季ぶりの優勝に導いて打率.244ながら2本塁打、8打点でMVPとセカンドのベストナインに選出された。
:大学日本一:
明治神宮大会では九州共立大戦で0対0で迎えた7回裏に島内颯太郎から決勝ホームラン、準決勝の関西国際大戦で2安打、環太平洋大との決勝戦では自らのミスで勝ち越しを許したが、1点差に追い上げた8回に逆転ツーランを放ってベンチのチームメイトに向かって大きなガッツポーズを見せた。優勝の瞬間には感激のあまり守備位置でうずくまり、少し遅れて感激の輪に加わった。伊藤は「うれしすぎる。1年間苦しかった。日本一をとりたくて、監督を勝たせたくて…本当にうれしい」と涙を流し続けた。
:初スタメンで:
ルーキーイヤーはオープン戦で14打数1安打に加えて怠慢走塁もあって開幕1軍を逃した。だが2軍で打率.241ながら303打数で14本塁打、46打点を記録、8月8日に故障した宮崎に代わって1軍昇格を果たすと、同日の広島戦で1点を追う5回表二死三塁で代打起用されて初出場(初球を打ってレフトフライ)、翌日には代打で逆転につながるツーベースを放つと、そのまま守備に入って再び回ってきた打席でもツーベースを放った。さらに翌10日の中日戦では5番セカンドで起用されて第3打席で初本塁打を放つと、続く第4打席でも起死回生の同点ツーランを放って史上48年ぶりの初スタメン試合での1試合2本塁打というスター性あふれるデビューを飾った。
:長打量産:
8月13日のヤクルト戦でバックスクリーンにツーランを叩き込むと、翌日のヤクルト戦では8回表に石川のノーヒットノーランを打ち砕くソロと本塁打を量産、出場7試合で4本塁打3二塁打という猛打を見せて、端正な顔立ちもあって瞬く間にファンの心を掴んだ。だが16日の広島戦で二遊間の打球をセンター前ヒットにしてしまうなど課題の守備がスタメン起用を難しくしOPS.945を記録していたにもかかわらず8月30日に抹消となった。シーズン最終盤に昇格すると9月27日巨人戦で初の猛打賞となる3安打を放った。
::
レギュラー候補として期待された20年はオープン戦で結果が残せず2軍で開幕を迎えると、イースタンリーグでも70試合の出場で打率.248、7本塁打とアピールできず、シーズン最終版の11月3日に昇格して、同日の中日戦でスリーベースを含む3安打を放ったが1軍では5試合の出場と期待に応えることはできなかった。21年は同タイプの牧が加入、キャンプは1軍で迎えたがオープン戦中盤に2軍へ降格、東京五輪の中断期間に行われたエキシビションマッチでアピールして後半戦は1軍で迎えたが2打数ノーヒットで降格、同年はイースタンリーグでも80試合に出場したが打率.229で10本塁打という苦しいシーズンとなった。 |
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初記録 |
初出場 |
2019年8月8日広島戦 |
初安打 |
2019年8月9日中日戦:ロメロから |
初本塁打 |
2019年8月10日中日戦:小笠原から |
初打点 |
2019年8月10日中日戦:小笠原から |
初盗塁 |
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打撃成績
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チーム |
試合 |
打数 |
得点 |
安打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
塁打 |
打点 |
盗塁 |
盗刺 |
犠打 |
犠飛 |
四球 |
死球 |
三振 |
併殺 |
失策 |
打率 |
|
19 |
横浜 |
21 |
52 |
7 |
15 |
4 |
0 |
4 |
31 |
7 |
0 |
0 |
0 |
1 |
3 |
1 |
17 |
1 |
0 |
.288 |
20 |
横浜 |
5 |
14 |
1 |
4 |
0 |
1 |
0 |
6 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
2 |
0 |
2 |
0 |
0 |
.286 |
21 |
横浜 |
3 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
.000 |
|
通算 |
3年 |
29 |
68 |
8 |
19 |
4 |
1 |
4 |
37 |
8 |
0 |
0 |
1 |
1 |
5 |
1 |
20 |
1 |
0 |
.279 |
|
|
クライマックスシリーズ打撃成績
|
チーム |
試合 |
打数 |
得点 |
安打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
塁打 |
打点 |
盗塁 |
盗刺 |
犠打 |
犠飛 |
四球 |
死球 |
三振 |
併殺 |
失策 |
打率 |
|
19 |
横浜 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
|
通算 |
1年 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
|
|
二軍打撃成績
|
チーム |
試合 |
打数 |
得点 |
安打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
塁打 |
打点 |
盗塁 |
犠打 |
犠飛 |
四死 |
三振 |
併殺 |
失策 |
打率 |
|
19 |
横浜 |
91 |
303 |
37 |
73 |
10 |
0 |
14 |
125 |
46 |
0 |
0 |
2 |
26 |
67 |
7 |
16 |
.241 |
20 |
横浜 |
70 |
230 |
30 |
57 |
7 |
0 |
7 |
85 |
28 |
2 |
1 |
3 |
31 |
58 |
9 |
5 |
.248 |
21 |
横浜 |
80 |
284 |
38 |
65 |
13 |
0 |
10 |
108 |
38 |
8 |
0 |
6 |
26 |
57 |
6 |
8 |
.229 |
|
通算 |
3年 |
241 |
817 |
105 |
195 |
30 |
0 |
31 |
318 |
112 |
10 |
1 |
11 |
83 |
182 |
22 |
29 |
.239 |
|
|
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