梶原 昂希
58
|
名前 |
かじわら こうき |
生年月日 |
1999年9月19日 |
経歴 |
大分県立大分雄城台高−神奈川大−横浜(21年D6位) |
入団年 |
21年ドラフト6位 |
在籍年 |
22年− |
背番号 |
22年−[58] |
投打 |
右投げ左打ち |
守備 |
外野手 |
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:神奈川大へ:
大分県生まれ、名前の昴希は父親の幸喜を音読みにしたもので、生まれた日に虹がかかっていたことから当初は虹希という名前も検討されたが字画から昴希となった。09年にWBC2連覇を達成した日本代表に感激して小学校4年から野球を始める。大分雄城台高では1年からベンチ入り、3年夏は3回戦敗退で甲子園出場はならなかった。高校通算14本塁打。打撃練習でセンターを中心にスタンドへ運ぶ長打力に加えて、俊足強肩という身体能力を岸川監督に高く評価されて神奈川大へ進学した。
:首位打者:
神奈川大で1年春からレギュラーを任されたが49打数で17三振と苦しんだ。だが1年秋には打率.400で首位打者に輝いた。2年秋には打率.226で1本塁打と好結果が残せなかったが、岸川監督から進路を問われてプロ野球選手になる事を決意、意識レベルが高まり、自主練習も積極的に行うようになった。4年春には打率.362に加えて3本塁打も放ってベストナインに選出された。
:横浜入団:
岸川監督の「こじんまりするな」というアドバイス通りにフルスイングで大学通算12本塁打、俊足を生かしたスリーベースも7本を記録するなど、ソフトバンクの柳田を思わせる豪快なプレーぶりで「神奈川大のギータ」と呼ばれた。ドラフト会議で横浜から6位指名を受けて入団。
:デビュー戦4安打:
ルーキーイヤーは惜しくも開幕1軍は逃したが、コロナウイルスの影響で主力が多数離脱した4月12日に1軍昇格、同日に那覇で開催された巨人戦に1番センター出場すると第1打席は空振り三振に倒れたが、第2打席で戸郷から同点ツーランを放つと、勢いに乗ってレフト前、センター前、レフト前と4打席連続ヒットを記録、新人選手がデビュー戦で4安打を放ったのはリーグ初でプロ野球史上でも25年ぶり2人目の快挙だった。本塁打を含む4安打は史上初という事もあって話題になったが、翌日は4三振に倒れるなど次戦以降は好結果は残せず抹消となった。同年の1軍でのヒットはデビュー戦の4安打のみだったが、フレッシュオールスターでは再び4安打を記録した。
:ミス:
柳田と自主トレを行って迎えた23年は6月6日に1軍昇格、翌日のソフトバンク戦で8番センターでスタメン出場も1四球のみ、翌日には1番抜擢も3三振を含む4タコに倒れて抹消となった。7月に再昇格を果たすと1番で起用された16日の広島戦で初回にツーベースを放ったがピッチャーゴロで飛び出して二三塁間でアウト、8月1日の広島戦では2安打を放ったが守備では後逸とチャンスを生かせなかった。8月22日の広島戦では守備で右足靭帯を損傷して離脱となった。
:3連戦で10安打:
24年はオープン戦で2日連続でハマスタのレフトスタンドに逆方向弾を叩き込むなど活躍、開幕戦で6番センターに抜擢されたが3三振で途中交代となった。その後もチャンスを生かせず抹消となったが、石井コーチの助言で持ち味だったフルスイングからリラックスしたミート打法に切り替えて5月30日に復帰すると、翌日の日本ハム戦で先制のタイムリースリーベースを放つと10回表にライト前ヒットで出塁して決勝のホームを踏むなど活躍、そこから5試合連続ヒットを記録して7月にはスタメンに定着、球宴直前の3連戦で10安打を放って打率を3割に乗せた。
:月間36安打:
8月9日のヤクルト戦では同点ツーランを含む3安打を放って始めてハマスタのお立ち台に上がると、翌日にも5安打を放って2試合連続のお立ち台に上がった。17日の巨人戦で3安打を放つと、翌日の巨人戦では菅野から先制弾を含む3安打を放って勝利に貢献。8月には16試合連続ヒットを含む36安打を放って球団の月間ヒット記録42本も見えていたがラスト3試合が中止となって記録更新はならなかった。師匠柳田とのマッチアップとなったソフトバンクとの日本シリーズでは初戦で完封を阻止するタイムリーを放つなど9安打4打点で日本一に貢献した。 |
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初記録 |
初出場 |
2022年4月12日巨人戦 |
初安打 |
2022年4月12日巨人戦:戸郷から |
初本塁打 |
2022年4月12日巨人戦:戸郷から |
初打点 |
2022年4月12日巨人戦:戸郷から |
初盗塁 |
2023年7月23日巨人戦 |
|
|
|
|
打撃成績
|
チーム |
試合 |
打数 |
得点 |
安打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
塁打 |
打点 |
盗塁 |
盗刺 |
犠打 |
犠飛 |
四球 |
死球 |
三振 |
併殺 |
失策 |
打率 |
|
22 |
横浜 |
6 |
15 |
2 |
4 |
0 |
0 |
1 |
7 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9 |
0 |
0 |
.267 |
23 |
横浜 |
21 |
53 |
1 |
12 |
2 |
1 |
0 |
16 |
2 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
18 |
1 |
0 |
.226 |
24 |
横浜 |
91 |
339 |
49 |
99 |
16 |
3 |
4 |
133 |
30 |
16 |
2 |
1 |
0 |
7 |
4 |
98 |
2 |
1 |
.292 |
|
通算 |
3年 |
118 |
407 |
52 |
115 |
18 |
4 |
5 |
156 |
34 |
17 |
1 |
1 |
0 |
8 |
4 |
125 |
3 |
1 |
.283 |
|
|
日本シリーズ打撃成績
|
チーム |
試合 |
打数 |
得点 |
安打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
塁打 |
打点 |
盗塁 |
盗刺 |
犠打 |
犠飛 |
四球 |
死球 |
三振 |
併殺 |
失策 |
打率 |
|
24 |
横浜 |
6 |
27 |
5 |
9 |
1 |
0 |
0 |
10 |
4 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
7 |
0 |
1 |
.333 |
|
通算 |
1年 |
6 |
27 |
5 |
9 |
1 |
0 |
0 |
10 |
4 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
7 |
0 |
1 |
.333 |
|
|
クライマックスシリーズ打撃成績
|
チーム |
試合 |
打数 |
得点 |
安打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
塁打 |
打点 |
盗塁 |
盗刺 |
犠打 |
犠飛 |
四球 |
死球 |
三振 |
併殺 |
失策 |
打率 |
|
24 |
横浜 |
8 |
35 |
3 |
7 |
1 |
0 |
0 |
8 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9 |
1 |
0 |
.200 |
|
通算 |
1年 |
8 |
35 |
3 |
7 |
1 |
0 |
0 |
8 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9 |
1 |
0 |
.200 |
|
|
二軍打撃成績
|
チーム |
試合 |
打数 |
得点 |
安打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
塁打 |
打点 |
盗塁 |
犠打 |
犠飛 |
四死 |
三振 |
併殺 |
失策 |
打率 |
|
22 |
横浜 |
68 |
233 |
25 |
63 |
17 |
3 |
2 |
92 |
26 |
2 |
1 |
2 |
16 |
74 |
3 |
8 |
.270 |
23 |
横浜 |
73 |
290 |
41 |
98 |
16 |
4 |
7 |
143 |
29 |
15 |
0 |
0 |
13 |
78 |
5 |
1 |
.338 |
24 |
横浜 |
26 |
104 |
14 |
33 |
9 |
2 |
1 |
49 |
15 |
4 |
1 |
1 |
4 |
26 |
2 |
0 |
.317 |
|
通算 |
3年 |
167 |
627 |
80 |
194 |
42 |
9 |
10 |
284 |
70 |
21 |
2 |
3 |
33 |
178 |
10 |
9 |
.309 |
|
|
|