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風張 蓮



64
名前 かざはり れん
生年月日 1993年2月26日
経歴 伊保内高−東農大北海道オホーツク−ヤクルト(14年D2位)−横浜
入団年 21年にヤクルトから移籍
在籍年 21年
背番号 21年[64]
投打 右投げ右打ち
守備 投手
村の高校へ
岩手県の山間にある人口約6500人の九戸村に生まれ、小学校3年から村の銀杏クラブで野球を始める。最初のポジションはキャッチャーだったが強肩を買われて6年から投手に転向した。中学時代には軟式野球で2年秋、3年春と県ベスト4、県選抜に選出されて全国大会を経験し、大きな刺激を受けた。中学時代の最速は138キロ。強豪高からの誘いもあったが、仲間たちと一緒に甲子園を目指せる九戸村の伊保内高へ進学した。

奪三振ショーも
伊保内高では1年春からベンチ入りし、エースとなった2年春の県大会では初戦で対戦した強豪の盛岡一から15奪三振を奪ったが、あと1アウトで再試合となる15回裏二死走者なしからホームランを打たれて1対2でサヨナラ負けとなった。2年夏の県大会でも同じく初戦の盛岡一戦で5安打に抑えて、9奪三振を奪う好投を見せたが1対3で競り負けて初戦敗退となった。

甲子園出場ならず
2年秋には地区大会で20イニングを無失点に抑えると、県大会初戦の花巻南戦では0対1で敗れたものの17奪三振を奪って注目を集めた。3年春には2回戦で「ホームランを打ってきます」と監督に宣言してホームランを放って見せるなど投打にチームを引っ張って県ベスト8まで進出、部員数21人で全試合で完投が求められる中で迎えた最後の夏は3回戦まで進出したが、久慈高戦で不運な安打が重なり5失点となり敗退、甲子園出場は叶えられず試合後には涙を見せた。

北海道へ
147キロ右腕として注目を集めたがプロ志望届は提出せずに東農大北海道オホーツクへ進学、1日10キロ以上の走り込みと、沖縄合宿の費用捻出のためにチーム全体で一か月間行う夏の大根掘りと、冬に水産会社で行う20キロパックのシャケやホタテの荷造りで体力を強化、体重も大学時代に10キロ増加させた。1年春からリーグ戦に出場して、全日本大学野球選手権では2回戦の慶応戦で神宮デビュー、好結果は残せなかったが全国の舞台に心を躍らせた。

ヤクルト入団
3年の大学野球選手権では天理大戦で先発も3回3失点で降板、3年秋には後に日本ハムへ入団する玉井との2本柱となり4勝0敗で防御率1.26を記録、4年夏には東都6連覇中だった亜細亜大との練習試合で6回を1安打無失点に抑えて大きな自信を持った。4年秋には5勝0敗を記録し、チームの10勝全勝での完全優勝に貢献して最優秀投手に選出された。ドラフト会議でヤクルトから2位指名を受けて入団。

2度の初登板で
新人合同自主トレには上下ピンクという鮮やかなジャージ姿で登場して話題になった。開幕を二軍で迎えると初登板初先発となった3月29日のイースタンリーグの日本ハム戦で初回一死走者なしから渡邉の頭部へ死球をぶつけて危険球退場となってしまった。1軍での初登板初先発となった5月3日の広島戦でも初回に先頭の田中こそショートゴロに打ち取ったが、続く菊池に投じた変化球が頭部への死球となり危険球退場が宣告された。なお初登板初先発で危険球退場は史上初だった。翌日に登録抹消となり、5月14日に再度一軍で先発予定だったが雨の影響で流れて以降は1軍のチャンスはもらえなかった。

初勝利から飛躍
2年目も6試合登板で防御率8.10と好結果は残せず、翌17年も一軍では3試合登板で防御率6.75だったが、二軍では51試合に登板して防御率1.76という好成績を残した。18年は開幕から間もない4月3日に一軍昇格、同日の広島戦で1回を無失点に抑えると、乱戦となった7日の巨人戦で6対7で迎えた4回表からマウンドに上がって2イニングを無失点に抑える好投を見せて初勝利を記録した。同4月に主に敗戦処理ながら11試合に登板するなど1軍に定着、シーズン終盤には勝ちゲームでも起用されるなど53試合に登板して防御率4.37と大幅に数字を上げてチームの2位躍進に貢献した。

代打
18年5月5日の広島戦では2.2回のロングリリーフで5奪三振を記録、打席にも立ってライトフライに倒れた。翌日の広島戦では1点を追う延長10回裏の無死一、二塁でベンチに試合に出場できる野手が残っていなかったため代打で起用された。球団では42年ぶりの投手の代打だったがスリーバントを失敗、「前の回くらいに言われた。ちゃんと仕事ができればよかったけど、勝ってよかった。まさか2日連続で打席に立つとは思わなかった」。6月21日には「チームの士気を上げるため」に髪型を両サイドを刈り上げたうえで中央部をパンチパーマにする挑戦を見せたが、髪質の問題で4時間かけてもパンチパーマがかからなかった。

代走
19年は5月8日阪神戦で12回裏に中村のタイムリーで同点に追いつくと、野手を使い果たしていたため中村への代走として起用されて代打と代走で起用された投手として話題になった。同年は二軍では31試合登板で防御率1.11を記録してイニング数を上回る奪三振も記録したが、一軍では14試合登板で防御率7.11に留まった。

1950日ぶりの
20年も主にロングリリーフとして起用されたが11試合の登板で防御率7.98と苦しんだ。9月3日の阪神戦ではショートスターターとして初登板以来1950日ぶり2度目の先発として起用されたが、5年前の記憶が頭をよぎったのか初回に先頭の近本に死球をぶつけてしまうと、暴投でピンチを作り、木浪のタイムリーで先制を許すなど2回を投げて3安打、2四死球の2失点で降板した。同日には横浜のパットン、西武の平井、日本ハムの加藤がショートスターターとして先発起用されるなど新戦術が多く採用された一日となった。同年オフに戦力外通告を受けたが、12月に行われた合同トライアウトで全選手中トップの149キロを投じて横浜に入団した。

2年連続
21年は神宮凱旋を果たした9月11日のヤクルト戦でオスナにツーランを被弾するなど1軍登板5試合で防御率7.71と好結果が残せず、イースタン・リーグでも21試合に登板したが防御率4.70と苦しんで、2年連続で戦力外を受けた。


初記録
初登板 2015年5月3日広島戦
初勝利 2018年4月7日巨人戦
初奪三振 2016年4月19日阪神戦:江越から
初完投
初セーブ


  投球成績
チーム 登板 完投 完封 勝利 敗戦 S 回数 安打 本塁 四球 死球 三振 暴投 ボーク 失点 自責 防御率
15 ヤクルト 1 0 0 0 0 0 0.1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0.00
16 ヤクルト 6 0 0 0 0 0 10.0 18 2 5 0 10 0 0 9 9 8.10
17 ヤクルト 3 0 0 0 0 0 4.0 3 1 1 0 3 0 0 3 3 6.75
18 ヤクルト 53 0 0 2 4 0 57.2 48 11 22 1 61 4 0 30 28 4.37
19 ヤクルト 14 0 0 0 0 0 19.0 23 5 15 2 17 1 0 15 15 7.11
20 ヤクルト 11 0 0 0 0 0 14.2 22 2 9 1 11 2 0 13 13 7.98
21 横浜 5 0 0 0 0 0 7.0 12 2 0 0 6 0 0 6 6 7.71
球団 1年 5 0 0 0 0 0 7.0 12 2 0 0 6 0 0 6 6 7.71
通算 7年 93 0 0 2 4 0 112.2 126 23 52 5 108 7 0 76 74 5.91


  打撃成績
チーム 試合 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率
15 ヤクルト 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
16 ヤクルト 6 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
17 ヤクルト 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
18 ヤクルト 54 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 .000
19 ヤクルト 15 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 .000
20 ヤクルト 11 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 .000
21 横浜 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
球団 1年 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
通算 7年 95 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2 0 0 .000


  二軍投球成績
チーム 登板 完投 勝利 敗戦 S 回数 安打 本塁 四死 三振 失点 自責 防御率
15 ヤクルト 12 0 1 6 0 52.1 52 5 29 38 30 23 3.96
16 ヤクルト 41 0 3 4 3 50.0 41 2 23 44 20 19 3.42
17 ヤクルト 51 0 4 0 5 56.1 47 0 24 63 13 11 1.76
18 ヤクルト 9 0 1 0 3 9.0 3 0 3 10 0 0 0.00
19 ヤクルト 31 0 2 1 11 32.1 25 1 9 33 6 4 1.11
20 ヤクルト 19 0 3 0 3 19.2 18 0 5 13 5 4 1.83
21 横浜 21 0 1 1 0 23.0 32 1 10 15 13 12 4.70
通算 7年 184 0 15 12 25 242.2 218 9 103 216 87 73 2.71