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西澤　洋介



６１
 名前 にしざわ　ようすけ
生年月日 1971年11月5日
経歴 前橋育英高−千葉工業大−横浜（93年D5位）
入団年 93年にドラフト5位で入団
在籍年 94年−98年
背番号 94年−98年[61]
投打 右投げ右打ち
守備 投手
：投手転向：
高校時代は野手だったがバッティングピッチャーもやっていた。ある日の二軍戦で次に投げる投手がいなくなったとき、西澤は「ストライクが投げれます」とマウンドに上がった。これが監督の耳に入り、ピッチャーの練習も始めることになった。結局高校時代には公式戦での登板はなかったが、千葉工業大ではエースの座をつかみ取り93年のドラフトで大洋に指名されるまでになった。

：初登板：
95年6月16日、静岡草薙球場で行なわれたヤクルト戦。2対9と大量リードされた7回裏に初登板となるマウンドに上がったが打者4人に対して2安打2四球と一つのアウトも取れずに降板した。西澤は「かなり緊張してしまって、ボールに指がかからなかった」と悔やんだ。そしてこの試合が西澤にとって唯一の一軍マウンドとなってしまった。

：涙の初完封？：
95年8月29日イースタンリーグでの巨人戦。先発した西澤は2回裏に大久保、長嶋 一茂、出口という一軍クラスから三者連続三振を奪うなど素晴らしいピッチングを見せて、9回を投げぬき、4安打1四球で12奪三振という文句の付けようのない完封勝利を飾った。西澤は「たまたま両親が応援に来たいたんです。そんな試合で最高のピッチングが出来るなんてツイてましたよ。そうだ！タイトルは涙の初完封なんてどうですか？」とおどけた。

：引退：
97年の5月にサイドスローに転向し、6月19日にはイースタンリーグのロッテ戦で無四球完封勝利を達成した。同年にはイースタンリーグで5勝6敗2セーブとまずまずの成績を残したが、翌98年は0勝に留まり同年限りで引退。


初記録
初登板 95年6月16日ﾔｸﾙﾄ戦
初勝利
初奪三振
初セーブ
初完投


　　投球成績
チーム 登板 完投 完封 勝利 敗戦 S 回数 安打 本塁 四球 死球 三振 暴投 ﾎﾞｰｸ 失点 自責 防御率
95 横浜 1 0 0 0 0 0 0.0 2 0 2 0 0 0 0 3 3 ---
通算 1年 1 0 0 0 0 0 0.0 2 0 2 0 0 0 0 3 3 ---


　　打撃成績
チーム 試合 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率
95 横浜 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
通算 1年 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000


　　二軍投球成績
チーム 登板 完投 勝利 敗戦 S 回数 安打 本塁 四死 三振 失点 自責 防御率
94 横浜 21 0 2 4 0 49.2 44 3 24 37 29 21 3.81
95 横浜 22 2 7 7 0 107.1 114 4 32 79 38 33 2.77
96 横浜 8 0 2 1 0 14.2 18 1 6 8 7 7 4.30
97 横浜 31 1 5 6 2 87.2 113 7 43 34 59 53 5.44
98 横浜 15 0 0 1 0 26.1 24 4 5 12 11 11 3.76
通算 5年 97 3 16 19 2 285.2 313 19 110 170 144 125 3.94